「観光にきて涙を流したのは初めてでした。これは本当に意義のある感動に溢れたツアーで一生忘れない体験になります。ありがとう。」
(新潟県新潟市・60代男性・自営業社長)
「今まで戦争の話は他人事のように思っていました。しかし、今回のツアーでたくさん考えさせられることがあり、今私が毎日平和に暮らせていることは、過去にたくさんの方々が命がけで戦ってくださったからなのだと実感しました。過去の日本兵の方々は〈日本〉という国を守るために命がけで戦い〈愛国心〉がとても強かったのだと感じました。しかし今の日本人は自己中心的な考え方を持つ人が多く、その割には自分の考えをしっかりと持っている人が少ないため、私利私欲が強く、周りに感化されやすくなっていると感じます。そのため、戦争についての知識を学ぼうとせず、正しいかも分からない様々な情報に流されており、昔の人々のような考え方が薄れてきていることに、これからの日本の将来は大丈夫なのだろうかと不安に思いました。」
(愛知県名古屋市・30代男性・製造業会社員)
「今回のツアーでは、ただ単に戦争の話を聞くだけでなく、今の時代、私が何を思い何を考えるのかも考えることが出来ました。ローカル慰霊祭でチャモロの方が『許そう』と言った話しや、日本兵の持っていた銃に弾が入っていなかった話など心に刺さることが多く、涙が流れるほど心に残る良いツアーでした。グアムが昔、日本の領土だったことや、第二次世界大戦時に激しい戦いの場となった過去を知らずにグアムに来ている人が多いと思われます。今、日本とアメリカが平和に過ごせていることは過去に壮絶な戦いがあった上にあるのだと認識する必要があるため、グアムの歴史についてもっと観光客に認知させるべきだと感じます。」
(東京世田谷区・19歳・学生)
「芳賀さんの熱心な語りが印象的です。日本兵の戦いぶりと自分の命よりも守りたいもののために勝ち目がなくても挑んで行った話は泣けました。今の人にはない精神だと思います。当時のことを知っている人が少ない今、何が事実かはわからないこともたくさんあると思いました。最初は私も興味がありませんでしたが、リゾート地のイメージが大きいグアムに、過去にあった戦争の歴史をこれからの人も知っておいた方が良いなと感じました。」
(東京都葛飾区・40代女性・国家公務員)
「今はこのようなご時世ではありますが平和で安全に暮らしています。私自身、戦争体験をしたことがないので実際体験された方に聞くしか情報は入手できません。うすれていく太平洋戦争であってはならないと思います。今の自分というものがあるのは戦争で実際戦ってきた方々のおかげだと思っています。必要でない戦争という方もおられますが戦争をしたから今の日本があると思います。平和な日本だというのは戦争があったからこそでもっと理解し兵士の死をムダにすることなく幸せに暮らしたいものです。」
(大阪市港区・50代女性・主婦)
「私も40才を過ぎてしまいましたが、この戦跡巡りツアーに参加し、改めて日本人について、また戦争について考える機会となりました。ぜひ若い方にも参加してもらい、戦争とはどの様なものか、日本人とは、どういう人々なのかを考える機会にして欲しいと感じた。これまでグアムの戦いの様子は知る事があっても、チャモロの人々が受けた苦痛や被害を知る事はなかった。日本では、日米の戦いとして、グアムの戦いをとらえてしまうが、現地のチャモロ人の人々が受けた被害は、日本や米国が受けた被害とは比べてものにならないだろう。その上で、チャモロの人々は『日本人は、ひどい事をしたが、許そう、戦争は終わった』と言ってくれていた事に、大変感銘を受けた。日本人の戦いや悲劇だけがグアムでの戦いではない事を、日本人はもっと知らなければならないと強く感じた。私も機会を見つけて、この話を話していきたいと思う。」
(愛知県小牧市・40代男性・自衛官)
「今まではそこにある史跡、戦跡を漠然と見るだけでしたが、今回芳賀さんの説明を受けながらツアーをして、今までテレビや映画などで知っていた(と思っていた)事とは違った本当に生きた歴史を学べたと思います。また愛国心について何か、とは本当に感動しました。大切にしたいと思います。戦前からの日本との交流を知る上で史跡、戦跡のツアーは大切だと思います。」
(愛知県小牧市・男性・自衛官)
「特に印象に残っているのは地元人の虐殺の話と『許し』の話。大東亜戦争の解釈の仕方は人それぞれ違いがあって止むを得ないが、史実は一つしかないので、そこを日本人としてきちんと把握をしておきたいと考えています。私にとって先の戦争は日本人の誇りを守る戦争だったと思います。当時の方々が命にかえて日本人としての誇りを守ってくださったのに、残念な事に我々の世代は自虐史観という教育の中で誇りを失ってきました。このままでは先人に申し訳が立ちません。南京大虐殺の話も出ましたが、学校教育の中でいつの日かその矛盾をしっかり話して、各人が事実は何かという所をしっかり考えることが出来る日が来る事を期待しています。」
(福岡県久留米市・40代男性・自営業)
「私たちは、戦争は無意味であったとか日本は侵略戦争をした悪い国だったとか国民が洗脳されて『天皇陛下万歳』と玉砕するような狂気の戦争だったという風な教育を受けてきました。しかし、大人になってそれが間違いであると気づく様になり、少しながらも先の大戦に興味を持つようになりました。当時の日本の方々は、今の我々よりも何倍もの崇高な意志、そして勇気を持ってこの日本より遠く離れたグアム島に来られたのだと思います。幾万もの兵隊さん達が亡くなられましたが、彼らの命は未来の日本人達、つまり我々の為に散っていったのだと思います。彼らが誇りにした日本に、彼らが未来を託した日本人に今の我々が応えられるかというと、とても哀しい思いになります。日本人は先の大戦のことを何も知らない。太平洋に浮かぶ島々で無残な殺し合いがあったことを我々は後世に伝えなければいけない。ツアーを通して、その事に気づき、日本人が少しずつ増えればいいのではないかと思う。」
(大阪府岸和田市・40代男性・僧侶)
「青い穏やかな海を眺めながら、70年前に先人達は今私達がこのような風景を眺めながら語らうことが出来るこの状態を守ってくれたんだなと感じました。こんな海が軍艦で真っ黒になっていた、だなんて考えられません。70年前本当に起きていたのかと、今でも疑ってしまいます。正グアムは何も知らず海で遊んでショッピングして帰る場所じゃないと思います。これだけのことが今出来るのは、先人のおかげであることを認識すべきです。今の若者は自分の利益、自分の命よりも大事なものを守るという概念はほぼ無いと思います。というよりも、まず命より大事なものって何なのかわからないと思います。だからこの戦争、この時代に興味を持たないどころか、嫌悪する人も多くいるのです。正直言って私も国のために死ぬという考えは共感できることではありません。しかし、その先人の思いを知ることは出来ます。むしろ知らなくてはいけないことだと思います。芳賀さんの『戦争は誰かのせいではなく、国民のせい』という言葉は本当に同感だし、私の持っている考えと同じでした。とにかく日本人の本来の心は美しく誇りに思うことであると心から思いました。この戦跡ツアーに参加して本当に良かったです。母も来たがっていたので、帰国してしっかり私が伝えようと思います。ありがとうございました。鹿児島ならば知賢、広島ならば原爆ドームに行くようなツアーはメジャーなのに、グアムのような様々な戦跡があるところにこのようツアーがこれまでなかったのは、おかしいと思いました。」
(山口県山口市・20代女性・高校教員)